くらしの棚卸し

    いつまで続くかわからないけれど。

2011年3月16日水曜日

今日は誕生日。


震災で時間が過ぎていく中、
他の3月生まれの方と同じように誕生日を迎えました。
いちばん最初にお祝いのメッセージをくれたのはナンシーさん。
お年は分かりませんが、facebookでも何でも操る、
ハワイ在住のおばあちゃん(失礼!でも多分お孫さんが結婚されているくらいなので)です。
彼女はバスケタリーと水引の作家さんです。
去年会いに行く予定が行けなくて・・・・早くハワイへ行きたいと思っています。

本当は15日から、夫は上京する予定で飛行機のチケットもとっていました。
しかし、この地震の影響でその上京理由が延期になり、行かないことに。
webshopの方はいい機会なので、そのままお休みさせていただき、
休みがなくて出来なかったPCのリカバリをしています。

さて、うちの夫は江戸っ子で口が悪いですが、
本当に私のことを大切にしてくれます。
(ノロケている訳ではありません)
当初、私の誕生日に一緒にいられない~と悲しんでいました。
でも結局は一緒ですが。
で、昨日の朝話してくれました。
誕生日のプレゼントに、私がずっと欲しいと言っていた
カリモク60のKチェアの2シーターを注文していて、自分が留守の今日届くはずだったと。
しかし注文したお店は郡山のお店で、
地震のために店は大変なことになって(幸いにもお店の方々は無事でした)、
商品は届かないことに。
確かにソファは買ってあげると言っていましたが、びっくり。
届かないことは全然問題ではなく、とても嬉しかったのです。

郡山の家具やさんは再開したら、ぜひお買い物したいと思っています。
今持っている赤いひとりがけのKチェアもそこで買ったものだし、
復興を願って東北で買い物します。
でも欲しかったソファは夫がどうしても買ってあげたいそうなので、
先に買うかもしれませんが。。。

そして少し前にtwitterでつぶやいて自覚したことを書きます。
私は10年以上前に亡くなられた景山民夫さんの書く本が大好きでした。
その中で、もう一緒には住んでいないお嬢さんの誕生日には、
その日持っているポケットのお金を全部使ってお花を贈るという話が、
とても印象的でした。
江戸っ子の「宵越しの金は持たねえ」的な。
私はそれを読んでから、いつの間にかクセにしていたことがありました。
例えば街頭募金。
これは必要と思った時は、お財布の中のお金を全部入れます。
もちろん生活に支障がある場合はしません。
例えばコンビニの募金箱。
例えばお参りに行った先のお賽銭箱。
そしてもっと便利になった現代では、
ネットで残高全部を振り込んだり(あ、大して入ってませんので)。
微々たる金額ですが、今私は災害に遭って困ってはいないので、
という理由で。
いつかもしかしたら、
私も困った時に誰かに助けてもらう時もあると思っています。
(実はこれまでの人生で、大洪水と、台風で被害に遭い、
色々な意味で助けていただいています)
それは海外へも同じです。
店の仕入れをペイパルで支払っているので、
募金を一緒にできるシステムがあるのです。
だから郵便局の窓口で振り込みしたのは随分前のことです。

今回個人で10億円の義援金を出されるユニクロの柳井社長。
一生縁がないと思いますが、
とても多くの助けになる、そんな金額の出せる経営者になってみたいものです。

募金は基本は日本十字社に送っています。
(直接でも間接でも)
小学校の頃、学校全体でボランティアに励んでいて(強制的に)、
小さくて可愛い赤十字社のバッジを付けていました。
私はそのバッジが大好きだったせいか、
とっても身近に感じるのかもしれません。

あと、映画の「ペイ・フォワード」が好きです。
その精神も真似しています。
出来ていない人間なので、できるだけ・・・ですが。
もしも機会があったらご覧になってください。
オススメします。

まだ地震の関係で気になることは尽きません。
被害に遭われた方、
お亡くなりになった方の事を思えば本当に些細な小さな事ですが。
私は自分のやるべきことをやって行きます。
ため息をついたり、手を止めたりしながら。