くらしの棚卸し

    いつまで続くかわからないけれど。

2011年4月17日日曜日

あなたのために。

大人になったら、何でもできるような気がしてた。
・・・けど、もちろん、間違い。
それは知っている。

数日前から、私はあることで奔走している。
実際に走っているわけではないけれど、とにかく出来ることをしている。
小さな階段を一段一段ゆっくりと上がるように。

とても大切な子が20代が始まったばかりなのに、大変な思いをしている。
私に出来ることをとにかくやろうと思った。

その子は人に甘えたり、頼ったりすることをきっと望まない。
だけど、人のために何でも出来てしまう子だ。

甘えられない彼女に言い聞かせる。
「頼るのは嫌かもしれないけれど、頼って欲しい。
そしていつか自分がしてもらったことを、
他の誰かにしてあげてほしい」と。

・・・そんな言葉が私のクチからこぼれた。
でも本当は、12歳の頃の彼女自身に教わったことなのだ。
本人はそんなことちっとも覚えていないだろう。

問題山積みだけど、私は匙を投げない。